2月の雪の日に須磨の源光寺(源氏寺)で見たこの植物
雪の綿帽子をかぶった莟がかわいい…
何だろうと思い再訪しました
調べてみたら沈丁花の仲間で三椏 mitsumataという花でした
香りも淡い沈丁花でした
ヒマラヤ原産で和紙の原料になるそうです
と分かってなるほど和紙の原料のミツマタか!と思い出しました
楮 kouzo、三椏 mitsumata、雁皮 ganpi を原料にする和紙
耳で知っていましたがこんな植物なのか…
この楮、三椏、雁皮、すべて沈丁花科の植物で
花もよく似ています
香りが良いだけではありませんでした
今回は勉強になりました ^^
三椏の後ろには枝垂れ梅、ピンク&イエロー ^^
鐘楼の脇に蘇鉄 sotetsu
これ、花です………
花の中の赤い物…、結実しています
毒性が強いそうですが発酵させると食べることが出来るそうです
沖縄や奄美地方では『蘇鉄味噌』として食されます
(味噌になるのは種の中のジンの部分で、発酵熟成すると茶色い味噌色です)
しかし、毒々しさが強烈でタマリマセン
ちょっと背筋が… ^^
米、麦、大豆で味噌を造るのと、
蘇鉄の実を味噌の原料にするのとでは、
チャレンジ感が違いすぎますよ ^^
三椏和紙に蘇鉄味噌、植物万歳!人間万歳!
お寺は色んな事を教えてくださいますな
ち〜ん 南無〜 ^^