遠近 ochi-cochi

逍遥録

Rakuchu rakugai zu

今日は京都で花逍遥

真言宗御室派総本山  大内山  仁和寺  仁王門

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金剛力士  吁形

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金剛力士  阿形

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御室御所とも言われたやんごとなき寺院

御殿を拝観いたしました

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白書院より  南庭  勅使門  縞模様の箒目に落ちる時の移ろい

足跡を付けたくなる餓鬼の衝動

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宸殿しんでん)より南庭越しに仁王門

この視界の奥行きに大陸の匂いを覚えます

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御殿回廊はうぐいす張りなのか

時々キュッと鳴く

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木漏れ日に照らし出された苔庭はまるで万華鏡のよう

散りもみじが庭に流れる銀河にも見えます

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宸殿を吹き抜ける緑の光

北庭から漂う水のにおい

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杉戸は仁和寺らしく御室桜に舞楽蘭陵王

蘭陵王古代中国の南北朝時代北斉の王。

勇猛果敢でありながら優しげな美貌であったため、

恐ろしい鬼面をつけて出陣し勝利したという。

雅楽の音色が聴こえます

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回廊をめぐり北庭の池越しに  茶室  飛濤亭

奥に五重塔を望む絶景

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桧皮葺きの屋根が松に埋もれる

南向きの霊明殿は書院とは違い平安時代の様式を強く感じます

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宸殿の丸瓦には桜の紋

蕪懸魚に永い時の移ろいを感じます

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荘厳な勅使門  唐破風の彫刻は絢爛豪華です

次は中門を通って金堂、五重塔へと続きます

本日は是にて ^^