遠近 ochi-cochi

逍遥録

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間々おかいさん・・

もう八月・・田の実の節句・・八朔(旧暦)です。

八朔の日には暑さで疲れた体に「黒ごま粥」をいただきましょうね。

味をつけずに炊いた黒ごま粥に、味噌を添えて・・

なんとも香ばしく素朴なお味です。

味わえば・・体に優しく、体に良いこと妙薬の如しです。

黒ごまと、消化吸収の高い発酵食品の味噌で老化防止です。

昔は「黒ごま粥」のほかに「尾花粥」と言って、

ススキの穂を焼いた炭を粥に混ぜて食べたのですって・・

室町時代、宮中の八朔の風習だそうですが、

江戸時代には庶民にも伝わり早稲を黒く焼いたり、

よく炒った擦り黒ごまを混ぜたそうです。

室町時代に・・誰が考えたんでしょうね・・

やっぱり偉い高僧なのかな・・

時の帝も食されたのでしょうね・・

今日は、やんごとなきおかいさんでした。