間々おかいさん・・
本日は小豆粥でございます。
お砂糖使いませんので甘くないのでございます。
小豆はいちど茹でこぼしますので粥も赤くなりません。
小豆の持つ本来の優しいほのかな甘みのみでいただきます。
これに胡麻塩などかけてもよいのですが、
胡麻の風味は小豆より強いので・・ここは塩のみで・・
弱火でじっくりと粥を炊く鍋に向かうと、心が落ち着きます。
お茶を煎れたり、コーヒーを淹れたりする時も・・おなじです。
茶葉がゆらゆらひらいて、じんわりお湯の色が染まってゆく様や、
蒸らしたコーヒー豆の泡がもこもこふくらむ様、
炊く粥の米がくらくらと踊りながらほどけてゆく様、
いずれもよい香りを放って・・心が落ち着きます。