遠近 ochi-cochi

逍遥録

sabi

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なんの香りだろう・・知ってるのに思い出せない。

どこから香ってくるんだろう・・まさか沈丁花じゃあるまいし・・

金木犀にはちょっと早い・・もっと優しい肌を撫でるような香り・・

そう思いながら歩いていた。

 

商店街でお使いして何やら賑やかな方に目をやると、

明日に備えて地蔵盆の準備をしている。

明日は午前中雨の予報・・午後から晴れるといいね。

 

帰りに反対側の歩道を歩いていると、

またあの香り・・キョロキョロしていると、

よく茂った緑に鮮やかな紅色が目に飛び込んできた。

これだったのか・・どおりで知ってる香りだったよ・・

確かに・・この花は地蔵盆の季節に見かけた記憶がある。

地蔵盆の提灯と同じ色のおしろい花・・季節が移ろうんだな。

 

あした雨がやんだら地蔵盆に行ってみようかな・・