しかし大胆な構図です西洋にはあり得ない造形です
狩野山雪の老梅図を思い出しました
無駄を極限まで削ぎ落とし極めて身を持する様は
一見恐ろしく感じる事もあります
また西洋人は命がある植物を虐めている!なんて言うのだろう
だが西洋の宗教観では人間以外に魂は無いと教えられる
日本は万物に魂が宿ると考え、この場合、盆梅と人が
その互いの魂の対話の上にこの美が成立するのだ …失敬。
さて、掛け軸に田辺聖子さんの色紙が表装されていました
「みづうみの国の 梅こそめでたけれ
思ひのままなる かをりはなちて」
いつまでも少女で乙女だった彼女の奔放な人柄を感じます
思ひのままなる かをりはなちてー
もしやこの梅、紅白二色の花が咲くのか知らん ^^
つづく ^^