猫である
ご存知、小豆である。
この頃少し痩せたようである。
二十歳という年齢が少しずつ肉を削いでいるのかもしれない。
この国は人もペットも高齢化社会である。
だが下腹はたぷたぷしている。
写真は果物のマンゴズチンではない。
絵本『かいじゅうたちのいるところ』にも出て来ないし、
信楽焼でもない。
小豆の御御足である。
ムンズと掴みたくなる衝動は猫好きの衆ならご理解いただけよう。
痩せたとは言え、まだまだソンジョソコラの大猫には負けはしない。
豊満にして巨漢堂々たる爺猫である。
寝食を惜しまず長生きして欲しいものである。
な、小豆。