遠近 ochi-cochi

逍遥録

Okayama

倉敷美観地区にひきつづき岡山城

この日はお城で花逍遥

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烏城の美しい黒板

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堀川の旭川に架かる月見橋を渡って後楽園へ

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鵜と白鳥 月見橋からの眺め

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後楽園の水田 もうすぐ頭を垂れるかな

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どこから観ても・・

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後楽園を後に岡山神社 

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随神門 三間一戸の八脚門

岡山空襲でも焼け残った数少ない岡山城下の近世建造物だそうです

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銀杏の実がもうやわらかくなっています

小さい秋み〜つけた ^^

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後楽園を出て後楽園通りに架かる鶴見橋を渡ったところに

偶然。画家  国吉康雄 生家跡記念碑  をみつけました

ブロンズ像は岡山の代表的な金属工芸家、金谷哲郎の制作とある

像は国吉の作品「牛と小さなジョー」へのオマージュ的作品だろうか

国吉康雄は (1889-1953)  岡山に生まれ米国で活躍した画家

17歳で渡米、戦前戦中は暗黒の時代を過ごしただろう

戦後、アメリカモダニズム・幻想的表現主義を発展させ

リアリズムを表現する、アメリカシーンでも成功する

故に作品の延長には戦争が見え隠れする

自身の母校 アート・ステューデンツ・リーグの教授に就任し

国吉は常々生徒にこう教えた・・

 

ありのままの自分であるよう、努めること。それは難しいことだが、

本当によいものは、自分が自分であることから得られるのだ。

 

絵を描くときには、自分以外の何者であってもならない。

現実を直視せよ。どんな現実であれ、受け取り、飲み込み、乗り越えよ。

 

大学生の頃知った、国吉の哲学には、ボクも強く影響を受けました

 
今日活躍するのアーティスト、デザイナー、クリエーター、

そして政治家にも・・よくこの意味を考えてほしいと思う

過去を知り、今を見つめて、未来を考えよう

それが想像力なのだから・・

 

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それにしても国吉先生、

お城が見えるところでお生まれになったのですね

楽しいお散歩になりました