涅槃図を拝みたくて早春の東福寺へ。
東福寺と言えば、見事圧巻の紅葉。
この時期は今年伸びた梢が紅く色づくばかりで、
ご覧の通り寒々した景色です。
それでも伽藍のあちこちに小さな花が咲いていました。
では・・今日は京都で花逍遥。
臥雲橋より望む通天橋と方丈。
くもりの空に花滲む。
思遠池・・枯れた蓮に山門の影。
現存する禅寺の三門としては日本最古にして国宝。
伊吹の巨木 ・・明治年間の火災により樹皮が焼失。
樹齢約五百年 樹高16.5m 幹周り3.36m。
法堂(仏殿)・・直線美
この色幕の中には・・
法堂の天井画 堂本印象 画 涅槃図に法の雨を降らす龍吟図。
涅槃図。
溢れて落ちてきそう。
鵯の鳴き声。
最勝金剛院も花盛り。
雪柳の花の白。
馬酔木の花の白。
本坊庫裏の漆喰の白。いざ・・八相の庭へ。
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・・なぜか蕎麦が食べたくなる。
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通天台より望む通天橋
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膨張する光、膨張する花の色・・
鬩ぎ合って最後に視覚に残るのはどちらなんだろう・・
しっかり花の色を目に焼き付けて、寺をあとにした。
さて。こちらはだん王法林寺の桃桜。
ヤサカタクシーの橙色も春めいて見えるのは・・気のせいかしら。
小さい花の白。
薄紅色。
花曇りもまたよし。
だん王保育園はお休み。
満開。満開。
満々開。
夕方4時・・花冷えでしょうか・・
ちょっと体を温めて帰りましょうかね ^^