遠近 ochi-cochi

逍遥録

Kobe calling

 

まず、今回の地震で犠牲となられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

また、被災された方へ心よりお見舞い申し上げます。

一日も早いご回復をお祈りいたします。

 

震源地に近い高槻・茨木に住む友人宅では、家具が倒れたり、

落下した本や食器で床が見えなくなる被害がありました。

本人も家族も無事だったが、後片付けで怪我をしないことを願う。

また、ライフラインの早期復旧を願うばかりです。

昨今、Facebook など、SNSで安否確認ができるのは心強い。

無事の報告は何より嬉しい。

 

さて、先日このブログで・・

余震続く最中、被災地を襲う寒波。

雪ちらつく避難所の夜空に、焚き火の火の粉が舞う。

被災者はそれでも夜空に輝く満月を仰ぎ見みて美しいと言った・・・

・・と書き出して、

ボクが紫陽花を好きになったきっかけが、阪神・淡路大震災だったことを、

記事にて、投稿したのが先週14日だった。

奇しくも暗示のような記事を書いたことに胸がザワついた。

 

やはり、揺れた瞬間「阪神・淡路大震災」が頭を過ぎったと、

地元神戸の友人たちは、皆、口を揃えて言う。

まるで、DNAを書き換えられたように、身体と心、精神や神経に刻まれ、

焼き付けられた記憶は、ささいな異変で呼び起こされる。

昨日、神戸では、地震発生時、過呼吸で救急搬送された人がいた。

あの記憶とともに大きな恐怖が脳や体を襲ったのだろう。

パニックを起こした人も多かったと思う。

 

ボクはというと・・

昨夜は、目まいのように揺らぐ不気味な余震を数回感じたが、

揺れていなくても、ずっと揺れているような錯覚に惑わされ、

乗り物酔いしたような感覚になる。体が過剰反応しているのか。

昨日の地震発生時は、まだ寝床にいてトグロを巻いていたので、

緊急地震警報でギャンギャン鳴き喚く携帯を宥めるのが精一杯。

朝、起きぬけは、まるで役に立たないガラクタポンコツ

低血圧でド貧血の体は濡れた雑巾のように重い。

いろいろ備えていたとしても、体がコレじゃ役に立たないな・・

今朝も胃に優しくて早く効くヤツを一粒水で流し込む始末。

なんとも情けない・・

 

今週の週刊天気予報はいよいよ梅雨らしく傘マークが並んでいる。

雨による二次災害にも要注意。余震にも要警戒。

昨日が前震で、数日後に本震が・・ってこともあるとか。

無事収束して欲しい。早く穏やかな日が戻るといいな・・

 

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