遠近 ochi-cochi

逍遥録

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正月七日、七種の節供・・今朝は朝がゆ、七草がゆ

 

六日の晩に「七草の歌」を歌って七草を叩く。

まな板の上で擂り粉木振ってトントン叩く。

 

  七草なずな  七日の晩に  唐土の鳥が 

  日本の土地に  渡らぬ先に  七草なずなを摘み入れて

  ほ〜ととっと♬  ほっとっと♬

 

七日の朝に前日に叩いた七草を「七草の歌」を歌って刻む。

ボクはあまり細かく刻まずザク切りにします。

 

  七草なずな  七日の晩に  唐土の鳥が 

  日本の土地に  渡らぬ先に  七草なずなを摘み入れて

  ほ〜ととっと♬  ほっとっと♬

 

七草がゆ・・体も気持ちも温かく整います。

 

七草爪、七種爪 ななくさづめ といって、

七日の七種の節供に、七草のゆで汁に手足を浸して爪を切ると、

邪気が払われるそうな・・菜爪 なつめ、とも言うそうな・・

なので我が家の七草がゆは、茹で汁を取り置くので『七草別茹』。

小さな頃は、母が七草かゆを作り、取り置いた七草の茹で汁を冷まして、

ガーゼに浸し、手足の爪を拭いて、爪を切ってくれました。

 

七草の揃わない時や、忘れていただけなかった時や、おかゆが嫌いなら、

七日に爪を切るだけでも良いそうな・・

*七草の歌や慣わしは地域によって違います。