遠近 ochi-cochi

逍遥録

Aoniyoshi

青丹よし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり

とは言えもう皐月の上旬、春日の杜の春を思い出す

今日も今日とて花逍遥

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春日大社は藤の盛時

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直会殿の桧皮 鶯のさえずりに心が雀躍します

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藤垂るる   藤垂るる   砂ずりの藤

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西回廊 緋色の柱に暫し心遊ばせる

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林檎の庭の社頭の大杉

目通り周囲8.7m、高さ25m、樹齢約800年~1000年。

700年前の『春日権現験記』に幼木の姿で描かれているんですよ。

権禰宜が教えてくださいました。

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東回廊の外は御蓋山浮雲峰   神宿る山に藤が降る

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参道に二千基ある中にただひとつ、

台座に牡鹿と雌鹿が巴に彫られた石灯籠。

上が南側から見た牡鹿、下が北側から見た雌鹿。

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特別参拝で、御本殿と御蓋山浮雲峰遙拝所での参詣を許されました。

神の宿りを目の当りにして身の引き締る思いです。

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あ。お邪魔しました。

ではまた。