遠近 ochi-cochi

逍遥録

shinobi

京都には神社仏閣を守る猫が居る。例えば・・

 

青龍妙音弁財天には・・

恰幅良く立派なマズルの守り猫は数年前にお隠れあそばされた。

今は後継も育っているだろう。

 

京都御苑の宗像神社には・・

写真を撮りに訪れる人も多く少し警戒心が強い。

 

京都御苑の白雲神社には・・

すごく人に慣れていて、触り放題。撫で放題。

 

川端三条の檀王法林寺には・・

付かず離れず絶妙な距離でこちらを伺っているのは、

境内に保育園があるからかも・・

また、檀王法林寺は日本最古の黒招き猫伝説がある。

 

京都に限らず、日本全国、守り猫の居る寺社仏閣は多いだろう。

滅多に姿を見せない守り猫もいれば、

行けば必ずお迎えしてくれる守り猫もいる。

守り猫に定義はないが、見えても見えなくても居るって事。

 

そしてここ神戸にも・・

楠木正成公を祀る 湊川神社楠公さん)の守り猫。

地元の人は『 楠公さんの瓦猫 』と呼ぶ人もいる。

この守り猫・・決して人目につく境内や、垣外には出てこない。

本殿北側(裏側)にある林相の良い鎮守の杜に住み、

時折、格式高い五線の筋塀の熨斗瓦に上がって、

香箱をキメて日向ぼっこに興じる姿を見せてくれる。

流石は楠木正成公を祀っているだけあって難攻不落。

総勢4匹。守りは硬いのである。

 

楠公さんの守り猫・・どどん!

 

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4匹・・わかります?

 

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ご苦労さんです。